左右の画面に55歳のある男性の同じ1日の日常が流れますが、2つの動画にはいくつかの違いがあります。
あなたは左右のどちらに近い生活を送っていますか?どこに違いがあるかを意識しながらご覧ください。
(監修:霧ヶ丘つだ病院 理事長・院長 津田 徹先生)
あなたの日常は、どちらに近かったですか?左の男性と右の男性で、なぜ違いが出ているのでしょうか。
COPDチェックの後に違いを解説しています。ぜひチェックしてみてください。
COPD-Qは本邦で開発された5項目からなる簡便な自己採点方式のCOPDスクリーニング質問票で、
ご自身の年齢・喫煙歴・咳と痰・喘鳴・息切れの5項目ついてお伺いするものです。
総合点が4点以上でCOPDにかかっている可能性があります。
医療機関を受診し、呼吸機能検査を受けることをおすすめします。
来院の際には、この質問表の結果をご持参ください。
記入にあたり、以下の質問に対し、
ご自身に最もあてはまる回答のボックスにチェックをしてください。
Int J Chron Obstruct Pulmon Dis. 2017 May 15;12:1469. より改変
Originally published by and used with permission from Dove Medical Press Ltd.
(監修:霧ヶ丘つだ病院 理事長・院長 津田 徹先生)
左の動画の男性は健康な状態、右の動画の男性はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状が出ている男性です。
COPDではちょっとした歩行や階段の昇り降りでも体に負担がかかって息切れすることがあり、無意識のうちに歩行がゆっくりになり、周りの人のスピードについていけなかったり、階段を避けたりするようになります。
また、荷物をもって歩くことも、無意識に避けるため、近い場所でもタクシーを使ったりする傾向があります。
体を動かすとき頻繁に息切れするようになると、やがて運動そのものを避けるようになり、やがて運動機能や筋力、持久力が落ちて、軽い運動でも息切れするようになります。そうなると、これまで楽しめていた体を動かす趣味も億劫だと感じてしまいます。
そして、運動を避けて身体機能が低下すると、更に軽い運動でも息切れをするようになり、やがて日常生活に大きな影響を与えるようになります。これがCOPDにおける負のスパイラルです。このスパイラルを早めに断ち切ることが重要です。
また、COPDの特徴のひとつに体重の減少があります。ダイエットしたわけでもないのに、若いころと比べて体重が減少していたら注意が必要です。主な原因は、病気によって呼吸筋の消費エネルギーが増加することと、食欲や食べる量が減ることによる摂取エネルギーの低下です。食欲がなくても、しっかりとバランスよく栄養を摂ることが大切です。
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